head_img

バランス良く栄養を含むローヤルゼリー

ローヤルゼリーは、働き蜂が外界から集めてきた花粉や巣の中で濃縮された蜂蜜を、酢の中で育児係をしている若い蜂(すべて雌の蜂だそうです)が食べ、その体の中で作り出されます。人間はそのローヤルゼリーを摂取(横取り?)して、様々な恩恵を受けているのです。

スポンサードリンク

それではなぜ、ローヤルゼリーは私たちの体に対して「効果」をもたらすのでしょう。

若い働き蜂は、その栄養源でもある蜂蜜と花粉を食べて、ローヤルゼリーを分泌するのですが、だからといって、ローヤルゼリーが「蜂蜜と花粉が合体した成分だ」などと言う単純なものではありません。ローヤルゼリーそのものはトロ~リとした液体で乳白色をしていますが、その味というと、甘みなどはほとんどなく、ちょっとピリッとした刺激のある酸味がかった味なのだそうです。たぶん、蜂蜜と花粉を食べた蜜蜂の体の中で、何らかの化学変化が起きているのでしょう。小さな蜜蜂の体が精巧な化学工場で、その生産物がローヤルゼリーだと言うことになります。

ローヤルゼリーの成分とは

ピリッとした刺激と酸味のあるローヤルゼリーの成分はどうなっているのでしょう。その全体像は、表に表したとおりです。

ローヤルゼリーの主な成分

成分名 含有割合及び詳細
水分 約65%
タンパク質 約10~15%
糖質 約10%
脂質 約2%
ミネラル 約1%
ビタミン類 銅、亜鉛、鉄、マグネシウム、ナトリウム、カルシウム、カリウム
アミノ酸 グリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、セリン、スレオニン、アスパラギン酸、グルタミン酸、アルギニン、タウリン、キヌレリン、リジン、オキシリジン、シスチン、メチオニン、プロリン、オキシピロリン、フェニルアラニン、トリプトファン、β-アラニン、γ-アミノ酸、アデノシン
その他 アセチルコリン、10-ヒドロキシデセン酸、パロチン、ビオプテン

水分が一番多くて、約65%、次いで、タンパク質が約10%、糖質(炭水化物)が約10%、脂質約2%、ミネラル1%、その他ビタミン、アミノ酸、そしてアセチルコリン、10・ヒドロキシデセン酸などの脂肪酸が含まれています。

スポンサードリンク

ページトップに戻る